ファレイドリア

【ファレイドリア】ブルアカとの関係は?開発チーム・スタッフの共通点を解説

『ファレイドリア』の発表を見て、「ブルアカと関係があるゲームなの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。NEXONの公式発表では、『ファレイドリア』は『ブルーアーカイブ』のIO DIVISIONが手掛ける新作美少女ゲームと紹介されており、実際に両作品には、開発組織やスタッフという意味で深い関係があります。そこでこの記事では、IO DIVISIONや開発スタジオの構造も含めて、両作品の関係を整理して紹介します。

ファレイドリアとブルアカは同じ「IO DIVISION」のタイトル

『ファレイドリア』と『ブルーアーカイブ』を開発している会社は、どちらもNEXON Gamesです。その中でサブカルチャーゲーム開発を担っている組織がIO DIVISIONであり、IO DIVISION内には『ブルーアーカイブ』を担当するMX Studioと、『ファレイドリア』を開発するRX Studioが所属しています。

組織担当
NEXON Games開発会社
IO DIVISIONサブカルチャーゲーム開発組織
MX Studio『ブルーアーカイブ』
RX Studio『ファレイドリア』(旧Project RX)

つまり「ブルアカの開発チームがそのままファレイドリアへ移った」のではなく、同じIO DIVISIONの中で新たに発足したRX Studioが、ファレイドリアの開発を行っているということです。

ファレイドリアを開発しているのは「RX Studio」ブルアカは「MX Studio」

ファレイドリアを直接開発しているのがRX Studioです。RX Studioが発足したのは2024年8月のことで、それ以前は短期的なタスクを担当する臨時チームである「タスクフォース」として動いていました。また、2026年8月にタイトル名が発表されるまでは、プロジェクトRXと呼ばれていました。

一方、『ブルーアーカイブ』のライブ開発を担当しているのはMX Studioです。

つまり、両作品はNEXON Games・IO DIVISIONという上位組織を共有しながら、実際の開発スタジオは分かれているということです。

NEXONの日本向け発表では「『ブルーアーカイブ』のIO DIVISIONが手掛ける新作」と簡潔に表現されているため、ブルアカそのもののチームが新作を作っているように見えやすい部分です。

ブルアカ経験者もファレイドリア開発に参加

開発スタジオ自体は別ですが、『ブルーアーカイブ』に携わったスタッフがファレイドリアの開発にも参加しています。

チャ・ミンソ氏

RX Studioのプロデューサーを務めるのがチャ・ミンソ氏です。チャ・ミンソ氏は『ブルーアーカイブ』の開発に携わり、韓国・グローバルサービスの統括なども経験した人物です。

2026年のNexon Developers Conferenceでも、RX StudioのPDとして『ブルーアーカイブ』の開発を振り返る講演を行っており、そのなかで『ブルーアーカイブ』で得た経験をプロジェクトRXに活かすことがテーマだと発言していました。

ファレイドリアは別作品ですが、ブルアカの開発・運営で得た経験が新作へつながっていることは、Project RX発表時から示されています。

YutokaMizu氏

RX Studioのアートディレクターを担当しているのがYutokaMizu氏です。『ブルーアーカイブ』でもキャラクターデザインやイラストを手掛けたクリエイターで、Project RXの初期ティザービジュアル公開時から主要スタッフとして紹介されています。

キャラクターデザインや全体の雰囲気からブルアカとの共通点を感じた人がいるのも、このスタッフ構成を考えれば不思議ではありません。

キム・ヨンハ氏

『ブルーアーカイブ』でよく知られるキム・ヨンハ氏は、IO DIVISIONの責任者としてMX StudioとRX Studioの両方を統括しています。本当にいつもお世話になっております。ありがとうございます。

つまりファレイドリアはブルアカとは別チームの作品ですが、開発組織の上位レベルでは主要スタッフが共通していたり、ブルアカから得たノウハウを活用していたりといった共通点があるのです。

ブルアカとの作品的な関連性はない?

2026年8月26日時点で、ファレイドリアが『ブルーアーカイブ』と関連した作品であるという公式発表はありません。世界設定にも明確な違いがあるため、別作品として見るのが自然でしょう。

項目ブルーアーカイブファレイドリア
主な舞台学園都市キヴォトス地球によく似た世界のアニマ市
プレイヤーの立場先生アニマ市復興センターのセンター長/黄昏館の管理人
開発スタジオMX StudioRX Studio
作品の位置付け独自IP独自の新作タイトル

ファレイドリアには「アニマ市」「黄昏館」「メイツ」といった独自の舞台・用語が用意されています。現時点では、ブルアカの開発経験を持つ組織から生まれた、新しい独立タイトルとして見るのが自然です。

共通しているのはキャラクターとの関係を重視する開発思想

作品世界そのものは別ですが、ブルアカで培った開発経験がファレイドリアへ生かされていることはProject RX時代から語られてきました。Project RX発表時、RX Studioは『ブルーアーカイブ』の開発やライブサービスで積み重ねたノウハウをもとに、新しいプレイ体験を目指すと説明しています。

ファレイドリアでも、

  • 没入感の高いストーリー
  • 個性豊かなキャラクターとの交流
  • 少女たちとの共同生活
  • さまざまなライフスタイルコンテンツ

など、キャラクターとの関係を深める要素が繰り返し強調されています。ブルアカと同じゲームシステムを作るのではなく、魅力的なキャラクターを好きになってもらうための体験を、別の世界観と3D表現で発展させようとしていると見ると、本作の立ち位置が分かりやすそうです。

ファレイドリアではUE5による3D表現を重視

ファレイドリアはUnreal Engine 5を採用しており、生き生きとしたキャラクター、日常の雰囲気、ダイナミックな戦闘をハイクオリティな3Dグラフィックで表現すると説明しています。

Project RX時代から「キャラクターと同じ世界で過ごす感覚」は大きなテーマとなっており、黄昏館での共同生活という正式設定も、この3D表現と相性のよい仕組みになりそうです。

ブルアカファンが注目したいポイント

ブルアカとの直接的な物語上のつながりは確認されていませんが、ブルアカファンにとって気になる要素はかなりあります。

  • 同じIO DIVISIONから生まれたタイトル
  • RX Studioにはブルアカ経験者が参加
  • キム・ヨンハ氏がIO DIVISION全体を統括
  • YutokaMizu氏がアートディレクターを担当
  • キャラクターとの関係性や日常を重視
  • UE5による高品質な3D表現

ブルアカという出てくるキャラすべてが魅力的すぎるゲームを作ってきた組織が次にどのようなキャラクターゲームを作るのか…。しかも3Dなわけですから、今から沼る覚悟を決めておかないといけないかもしれません。

Project RX時代からの開発の流れについては、Project RXとは?でも詳しくまとめています。

ゲーム全体の基本情報は、『ファレイドリア』はどんなゲーム?もあわせてご覧ください。

参考資料