ファレイドリア

【ファレイドリア】Project RXとは?旧プロジェクト名から正式タイトル決定までを解説

『ファレイドリア』について調べていると見かけることのある「Project RX(プロジェクトRX)」とは何なのでしょうか?結論からいうと、Project RXは『ファレイドリア』が正式タイトルを発表する以前に使用していた開発プロジェクト名です。別作品や続編ではありません。

この記事では、Project RXとは何だったのか、開発始動から正式タイトル決定までの流れをまとめて紹介します。

Project RXはファレイドリアの旧プロジェクト名

Project RXは、NEXON Gamesが開発してきた新作サブカルチャーゲームのプロジェクト名です。2026年8月24日、NEXONはProject RXの正式タイトルが『ファレイドリア(FAREIDOLIA)』に決定したことを発表しました。

TGS2026の公式案内でも「旧プロジェクト名:プロジェクトRX」と明記されており、両者が同一の開発タイトルであることが確認できます。そのため、Project RX時代に公開されたティザービジュアルや映像、開発者インタビューなどは、ファレイドリアの成り立ちを知るうえで重要な資料。

ただし、Project RX時代の情報は開発中の内容です。過去の画面や仕様がそのまま製品版に採用されるとは限らない点には注意しましょう。

Project RXは2023年4月にタスクフォースとして始動

Project RXの開発は、一般向けに大きく発表されるより前から始まっていました。

NEXON Gamesが2024年に公開した情報によると、Project RXは2023年4月に、短期的な開発を行う一時的なチームである「タスクフォース(TF)」として発足し、2024年8月1日に正式な開発組織「RX Studio」へ移行しています。

RX Studioのプロデューサーには、『ブルーアーカイブ』の開発や韓国・グローバルサービスに携わったチャ・ミンソ氏が就任。アートディレクターは、『ブルーアーカイブ』でキャラクターデザインやイラストを担当したYutokaMizu氏が務めています。

2024年10月にProject RXを正式公開

出典:NEXON GAMES Press Rlease(2024.10.25)

Project RXが一般向けに大きく発表されたのは2024年10月です。

NEXON Gamesはティザービジュアルを公開し、10月30日にNEXONが開催したメディア発表会「NEXT ON」でも新作タイトルとしてProject RXを紹介しました。

この時点で示されていた主な特徴は次のとおりです。

  • 没入感のあるストーリー
  • キャラクターとのコミュニケーション
  • Unreal Engine 5を採用
  • 高品質な3Dグラフィック
  • 豊富なキャラクターとダイナミックな世界

現在のファレイドリアで強調されている「キャラクターとの交流」「ライフスタイルコンテンツ」「ハイクオリティな3D」といった方向性は、Project RXの正式公開時からすでに示されていました。

一方、この頃にはまだ「アニマ市」「黄昏館」「メイツ」といった現在の世界観用語や正式タイトルは発表されていませんでした。

ネクソンゲームズ、サブカルチャー新作「プロジェクトRX」ティーザーイメージ初公開

Project RX時代から「キャラクターと過ごす日常」が中心にあった

Project RXは、単に3Dキャラクターを使ったゲームとして企画されたわけではありません。

2024年の発表では、キャラクターと日常の中でさまざまな問題や冒険に関わりながら、思い出を積み重ねていく作品として紹介されました。

この方向性は、2026年8月に正式タイトルと世界観が公開されたことで、より具体的に見えるようになっており、ファレイドリアでは、プレイヤーはアニマ市復興センターのセンター長を務めながら、「黄昏館」の管理人として少女たちと共同生活を送ることが明らかになっています。

Project RX時代に語られてきた「キャラクターと同じ世界で日常を過ごす」というコンセプトが、黄昏館や共同生活という具体的な設定へ落とし込まれたと考えると、開発の流れが分かりやすくなりますね。

2026年7月には日本でTGS出展を発表

2026年7月8日、NEXONは東京ゲームショウ2026へのProject RX出展を発表しましたが、この時点でも作品名はまだ「プロジェクトRX」でした。

発表では、『ブルーアーカイブ』のIO DIVISIONが手掛ける新作サブカルチャーゲームとして紹介され、個性豊かなキャラクターとの交流、ライフスタイルコンテンツ、UE5による3D表現、日常とダイナミックな戦闘などが特徴として挙げられています。

さらに、TGS2026で試遊出展されることも発表されました。正式タイトル公開前の日本では、このTGS出展発表によってProject RXを知った人も多かったのではないでしょうか。

2026年8月24日に「ファレイドリア」へ正式決定

2026年8月24日、NEXONはProject RXの正式タイトルが『ファレイドリア(FAREIDOLIA)』に決定したことを発表しました。同時に、それまで断片的だった作品世界も一気に公開されています。

  • 舞台は地球によく似た世界にある「アニマ市」
  • プレイヤーはアニマ市復興センターのセンター長
  • 復興センターの事務所である「黄昏館」の管理人も務める
  • 特異な能力を持つ少女たちは「メイツ」と呼ばれる
  • ミニエ、オハナ、シャミ、エレベーターガールを公開
  • TGS2026で世界最速試遊を実施

Project RXという開発コードのような存在だったタイトルが、ひとつの作品世界として本格的に姿を現したタイミングといえます。

Project RXからファレイドリアまでの流れ

時期主な出来事
2023年4月Project RXのタスクフォースが発足
2024年8月RX Studioへ移行
2024年10月ティザービジュアル公開、NEXT ONでProject RXを正式発表
2026年7月日本でTGS2026への出展を発表
2026年8月24日正式タイトル『ファレイドリア』発表
2026年9月TGS2026で世界最速試遊を予定

こうして見ると、ファレイドリアは正式タイトル発表以前から数年単位で準備されてきたプロジェクトであることが分かります。

Project RX時代の情報もファレイドリアを知る重要な資料

今後は基本的に『ファレイドリア』の名称で新情報が発表されていくと考えられます。

一方、ゲームの開発思想やスタッフ、初期コンセプトについて調べる場合は、Project RX時代の記事やインタビューも重要です。

ただし、開発中に公開された画面や仕様は変更される可能性があります。過去情報を見る際は「現在も確定している設定なのか」「Project RX時代だけの情報なのか」を分けて確認するとよいでしょう。

開発組織と『ブルーアーカイブ』の関係については、『ファレイドリア』とブルアカの関係でも詳しく紹介しています。

配信時期については、『ファレイドリア』のリリース日はいつ?をご覧ください。

参考資料