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【メメントモリ解説】イリアの生い立ちと秘められた力とは~エルフリンデやアイリーンとの関係も

イリアのプロフィールをおさらい

イリアは、かつて滅びた地方貴族の一人娘として生まれました。子どものころは「奇跡の子」と呼ばれており、特別な力を持つ少女として周囲に知られていました。性格は明るく優しい一方で、まじめで自分に厳しい側面もあり、その芯の強さが物語の中で語られています。

また、彼女には他の魔女にはない特別な力が宿っており、その正体は長らく謎に包まれたままでした。イリアを語るうえで、この「特別な力」とその宿命は欠かせない要素となっています。

イリアの生い立ち

幼いころ、イリアは実の両親から「弱き者を護る王になれ」と教えられて育ちました。しかし、その教えを果たすことができず、すべてを失って一人残されてしまいます。絶望の淵に立たされたイリアを救ったのが、後の師となるエルフリンデでした。

エルフリンデのもとで暮らしていたある日、イリアは大聖堂の奥へ呼び出されます。そこで目にしたのは、体を黒く侵されたエルフリンデの姿でした。エルフリンデは「私はもう長くない」と言い放ち、イリアにティクーンの杖を託し、継承者を探す命を下します。こうしてイリアは、継承者探しの旅に出ることになります。

長い旅の末、彼女はフラン公領で領主に出会い、そこで初めて杖の継承者が見つかります。この出会いこそが、メメントモリ本編につながる大きな転機でした。

イリアが持つ「力」とは?

イリアの最大の特徴は、神の力を秘めていることです。彼女は一度だけ「神の奇跡」を起こすことができると言われています。しかし藍イリアのボイスでは、その奇跡を起こす代償として「魂」を捧げる可能性が示唆されており、その重い代償が物語に深い影を落とします。

さらにイリアは、クリファの魔女の呪いを自分の体に封じ込める力を持っていました。これは、フラン公領でナターシャの呪いを消した際に明らかになったことですが、イリアはこの力に気付いたものの本人は他人に明かさず、10人分のクリファの呪いをすべて自らの身に集めています。これが後に天使と悪魔の思惑に巻き込まれる引き金となりました。

イリアの体に呪いを集めた意味とは

イリアの魂に呪いを集めた背景には、天使と悪魔の双方の計画が絡んでいます。

悪魔側の目的は、10の呪いを一つに集め、その力で悪魔王を復活させることでした。実際にエルフリンデを倒した後、悪魔王は復活しかけます。

一方で天使の意図はまったく逆で、復活した悪魔王をイリアの神の奇跡で倒す、または封じることにありました。つまり、イリアが「奇跡を一度だけ使える」とされた理由は、この悪魔王の復活への対処を前提にしたものだったと考えられます。

イリアが持つ「黒の鍵」も重要な要素です。これは魂を牢獄に変える力を持つアイテムで、イリアはこの鍵を使って不完全な悪魔王を自身の魂に封じ込めます。本来なら命と引き換えに世界を救うはずでしたが、彼女はそこで“別の願い”を選び、生きながらえる道を選択しました。その結果、イリアの魂には天使と悪魔の力が共存することになります。

なお、黒の鍵については「悪魔が造り、天使が欺いた」とされており、天使が悪魔の道具を利用して自らの思惑を達成しようとしていた可能性も示唆されています。

冥イリアはどんな存在?

冥イリアは、イリアが天使と悪魔の両方の力を取り込んだ姿です。彼女の中にいる悪魔は不完全な悪魔王であり、その状態のままイリアの魂に封じられています。

これまでイリアが持っていた強すぎる正義感は、じつは天使から与えられたものでした。しかし冥イリアでは悪魔の力も取り込んだことで、この正義感は薄れているようです。

そして冥イリアのメモリーでは、イリア自身が「存在しないはずの愚かな0番目のクリファの魔女」であることも明かされました。クリファの魔女は10人が前提なので、0番目というのは本来存在しません。また「愚かな」という言葉はどういう意味なのか、ここも気になります。

エルフリンデとの関係

エルフリンデは、すべてを失って絶望していたイリアを救った人物です。魔女としての力の使い方を教え、彼女を導いた師でもあり、イリア自身も「エルフリンデの一番弟子」と名乗っています。

エルフリンデはイリアを助けた時点で、彼女の中に途方もなく大きく美しい力が眠っていることに気付いていました。その力を「たぐいまれな力が眠っている」「その正体は分からないが、人の身にそんなことがあり得るのかと疑いたくなるほど、途方もなく巨大で美しい力」と表現しています

アイリーンとの関係

アイリーンは、イリアが幼いころに、約1年間、家庭教師を務めた人物です。彼女は人の秘められた力を見通す能力を持っており、イリアのことを「奇跡の子」「神の子」と表現しています。

さらにアイリーンのメモリーでは、イリアが天使と悪魔の力を併せ持つ存在であること、そしてこれは偶然ではなく「誰かにそう創られたもの」だとも語っています。イリアという存在は、世界の救済と破滅の両方を担うように設計されているのかもしれません。

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